なぜロスカットのシステムがあるのか

FXにはいろんなリスクがありますが、ロスカットのことも知り、対策を考えておきましょう。
そもそもロスカットとは何が目的で行われるのか、また発動される条件を知ると気を付けることができます。
基本的にロスカットは、大きな損失を出さないことが目的で発動されますが、証拠金を一気に失ってしまうリスクがあり、できれば起こさない方が良いです。
特定の条件を満たすとロスカットが発動するので、取引する際に意識してください。

簡単に説明すると証拠金維持率が100パーセント以下になった時に、ロスカットが発動します。
ロスカットを避けるなら、証拠金がいつでも100パーセントになる状態を作ってください。
減ったのなら追加すれば、これからもロスカットを気にせず取引ができます。
またポジションを一部だけ決済すると有効証拠金が増えて、ロスカットが発動しなくなります。
ただこれらの方法は、一時的な対応です。
相場にトレンドが起こっている場合は、まだロスカットリスクが残っているので油断しないでください。

さらに適切なタイミングで損切りをしたり、少ない数のレバレッジを掛けて取引を行ったりすると、ロスカットリスクを低下させることができます。
特に初心者は損切りに抵抗を感じたり、タイミングがわからなかったりして、そのままロスカットを迎えるケースが多いです。
それでは損失が増えてしまうので、事前に損切りの目的や、ベストなタイミングを勉強しましょう。

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